タツオの駄文

私の日常、駄文です。宜しくお願いします。

今更、『花束みたいな恋をした』を見て・・・

 

ネットフリックスにて『花束みたいな恋をした』が入荷されてたので、暇な時間を利用してみることとした。

 

あらすじは以下のとおり。

・ 大学生の麦(菅田将暉)と絹(有村架純)は、たまたま終電を逃したことで出会い、飲みに行くことに。

・ 話していくと、本やお笑い、ファッションなど驚くような共通点を発見し仲良くなる。その後何回かデートを繰り返し、付き合うことになる。

・ 付き合ってからは順調そのもの。同棲までしたが、お互いの就職を機にすれ違っていく。

・ 共通の友人の結婚式に出席した二人は、式後に別れを告げる決意する。ただ、式後に少し昔の2人に戻れたと感じた麦は別れを惜しむ。ファミレスで今後の二人の話をしていると、かつての二人にそっくりの付き合いたてのカップルが。。。その二人を見て、もうこの時には戻れないことに気づき、改めて別れを決意するのであった。

 

<感想> 80/100

前半は、サブカル好き男女の妄想を覗いているよう。芸人の学天即や作家などマイナーな趣味を共有できる相手と巡り合い幸せそのもの。自分にもこんな彼女いたらなあと思う反面、美男美女サブカル野郎どもに嫉妬もしてしまう。

美男美女にサブカル解られたら、ブスサブカルは立場ないんだよ。。。

 

後半に二人は就職するのだが、そこからすれ違っていく。

そこからの2人の描写がリアルで面白い。

麦の変わりようは社会人になった自分にとっても共感できるもの。

特に、絹との喧嘩の際に発した『パズドラしかする気起きない』には思わず爆笑。

絹のサブカル好きは継続しており、絹おすすめの作品の話を麦にした際に、発した言葉なのだが、めちゃくちゃわかる。

そう。仕事で忙しい時ってパズドラしかする気起きないんだよなあ。

 

麦にはパズドラ発言には、共感するものの私のメンタリティーはどちらかというと絹寄り。

モテない私は5年の長期間おつきあいしたことはなく、恋人が変わってしまう時の気持ちなど分かるはずもないのだが、久しぶりに会う大学、高校の友人に対してこいつ変わったなあと思い冷めることが多い。

 

一流企業に就職して、女子とばっかり話すようになった、飲み会のたびにゲロを吐いてた先輩。

お互に当時の大学生の制服であるユニクロのスキニーパンツ履いて、プレミアリーグの感想を言い合ってた友達がいつの間にか全身マルジェラ男になっていたり。。。

 

でも自分が変わっていないと思うだけで、本当は自分も変わっているのかもしれない。

 

時間とか就職って人を変えるよなあと思いつつ、誰もが共感でき部分のある良映画でした。

有村架純かわいいしね。